こととも保育園もりやま

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わたしたちのたからもの

暑い暑い季節がやってきました。
園庭やテラスからは水しぶきとともに、
子どもたちの歓声が聞こえてきます。
体調はいかがですか?

フリー保育士の原です。

今回はもも組でのお話です。
朝、保育室に入ると
「おはよう!」と元気一杯、
笑顔で挨拶をしてくれます。

そして…
「ねーねー」「こっち(来て)」と、
新しく仲間になった虫さん
(詳細はもも組担任
7月22日のブログをご覧ください)
の紹介をしてくれる子。

絵本やおもちゃが増えたことを
教えてくれる子。

大好きな絵本を持って来て
「読んでー」とひざに乗り、
読み始めると、
お気に入りのページをめくり、
一生懸命お話をしてくれる子…。

興味を持っていること、
夢中になっていることを、
誰かに伝えたい!という気持ちで
あふれているのですね。

また、
「おえかきしたい」
「ねんどしたい」と
自らシートの準備を始めます。

これは
『絵を描く時、
粘土で遊ぶときはシートを使う』
ということを知っているからです。

もちろん、はじめから
知っていた訳ではありません。
それは、
保育士が準備をするのを見て、
覚えたから…。

それだけではなく、
『食事をする机』ということも
覚えているから…という面も
あるようですよ。

さて、お絵かきが大好きな
もも組の子どもたち。
お気に入りのクレヨン
1色で描くこともあれば、
何色ものクレヨンを
使うこともあります。

ぐるぐると力強く
描くこともあれば、
たくさん線を引いて
描くこともあります。

てんてんも、クレヨンの先が
つぶれてしまうくらい
力強かったり、
少し力を抜いてみたり。

それぞれが思い、
感じたものを
自由に描く姿はとても楽しそう♪

「ママに見せるんだ!」といい笑顔。

絵にも発達段階があります。
なぐり書きをする時期から、
線や丸を描けるようになり、
名前をつけるようになっていきます。

最近のもも組さんは、
丸を上手に描けるようになり、
その中に目!
そう、顔を描くことが
できるようになっていました!

「誰を描いたの?」の問いに、
答えはもちろんおうちの方。
家族の顔を描いていました。
次に描いたのは担任の顔でした。

その時、
私はその場にいなかったのですが、
たまたまその絵を見つけて、
担任に「上手ですね」と
声を掛けると、
「そうなんですよ!」と
嬉しそうに話をしてくれました。

そして、お迎えの時間。
担任が保護者の方に、
この時に描いた絵を見せながら、
その時の様子を話していました。

おうちの方の顔を描いたこと。
顔から足が出ている絵を描いたこと。
(発達段階の1つです。)

そして、担任の顔も描いたこと。

成長がとても嬉しかったのでしょう。
『わたしたちのたからもの』です
と伝えていました。

全員でこれをやりましょう…ではなく、
その子のお気に入りの遊びに入り込み、
一緒に遊び、
その子の育ちを見ることができることは、
宝物だと思いました。

そして、もうひとつ。
みなさんご存知、
園の門扉横にあるアメリカフウ。

もも組の保育室の窓から
大人が手を伸ばすと
れられるぐらいの近さにあります。

そこを住みかにしている?セミが
たまに網戸に遊びに来てくれます。

「とってー」の
リクエストにこたえたり、
お友だちがとってきたりと、
保育室の中にも
元気なセミの鳴き声が
聞こえてくることも!

虫大好き×お絵かき大好き
=「セミ描いて!」で、
担任が描き、
それにAちゃんが色を塗り、
「(ハサミで)チョキチョキしてー」

嬉しそうなAちゃんですが、
何か考えている様子。

「木がないねえ」

そこで、「木つくる?」
画用紙を準備しました。

「葉っぱの色の画用紙が少ないんだよねー」
「画用紙に色塗る?」

絵の具を使い、
葉っぱのもと作りが始まりました。

「クレヨンで描く」と
クレヨンも登場。

応答的な関わりをすることにより、
子どもたちのイメージが
大きくふくらみ、
ステキな木ができました!

担当保育士が一人一人と
丁寧に関わることにより、
見守られている安心感から
意欲が高まり、
できることもどんどん増えていく。

そんな成長していく姿を
見られるのは、
とても嬉しいです。

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