こととも保育園もりやま

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大人の感覚・子どもの感覚

こんにちは、園長の金石です。

6月に入り、保育園では
早速「梅仕事」をしました。

キッチンの職員が
枝にたわわになっている
梅を持ってきてくれ、
子ども達が目で見て、
香りなど梅を知っていきます。

そういえば・・・
5月の食育で
「そらまめ」を行った際も
栄養士が自宅で育てているそらまめを
植木鉢ごと運んできて見せてくれました。

季節を五感で感じられる、
そんな園生活を
大切にしていきたいと思います。

 

 

さて、
「虹色こいのぼり」について
続報があります。

中国にいる
あおちゃんとあかねちゃんから
手紙がきました。

 

 

エアメールでチャイナ服を着た
2人の写真と中国風の飾りと
あおちゃん・あかねちゃんが着ていた
チャイナ服が届きました。

チャイナ服は、
るり・やまぶき組でいっしょにすごす
「ももちゃん、あおくん、ハートちゃん」に
着せてあげています。

 

 

一緒に過ごした虹色こいのぼりも・・・
ある日ウッドデッキからいなくなり、
手紙と小包がありました。

 

 

小包には、なんと
チャイナドレスの生地が入っていました。

ここで「大人の感覚」。
子ども達はその生地で
「自分たちがはけるスカートを作って!」とか
「ほかの人形の服を作って!」などと
言うのでは…?
大人は大人で想像を膨らませていました。

担任が子どもたちの前で
虹色こいのぼりからの手紙と
小包を開けると、子どもたちは、
「虹色こいのぼりの服を作ってあげたい!」
と言いました。

えっ!? 虹色こいのぼりの服。
一人くらいは「自分の服」と
言うかと思えば…満場一致で
「虹色こいのぼりの服」だったのです。

これが「子どもの感覚」。

ふと、私は
「なぜ保育士になったか」
ということを思い出しました。

子どもという存在に憧れ、
尊敬のようなものを抱いていて
自分も忘れないでいたいと
思っていたのです。

あらあら・・・
やっぱり子ども達はすごい。

職員の中では
「今度あおちゃんとあかねちゃんは
どこへ旅しようか?
インドかな、フランスかな?」など
自分たちもワクワクしながら
楽しんでいます。

こうやって日々の保育を
子ども達とともに過ごしていく、
しあわせ。

保護者の方からも
いろいろ理解していただき、
これからも主体的に
子どもたちの感覚を大切に
くみ取れる存在でありたい…と
改めて感じた出来事でした。

 

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