安心できる環境で広がること
こんにちは、
1歳児担任の杉本です。
時の流れは早いもので、
今年度も残り1ヵ月となりました。
今年度は新入園児が5人加わり、
大人も子どもも新たなる気持ちで
スタートしました。
4月、新入園児にとっては
保護者の方と離れる不安でいっぱい。
そして、進級児も新しい環境と
新しい友だちが泣いているのを見て不安になり、
クラスは涙の大合唱でした。

こととも保育園の乳児期は愛着形成を基盤に
“日課のある生活”を大切にしています。
いつもと変わらない流れを過ごすことで、
「次はこれをするんだ!」と
見通しを持てるようになり、
安心して過ごせるようになりました。

そんな中、子どもが中心となり、
絵本を通してあそびが広がっていきました。
今年度はカッパやおばけなど、
たくさんのあそびが広がりましたが、
今回はクリームあそびについて
紹介したいと思います。
12月頃に読み合っていた
『ケーキ』という絵本には、
「ぷにゅう つん」という
印象的なフレーズが出てきます。
子どもたちはそのフレーズのページで
「ぷにゅう つん」と言いながら、
クリームを絞る真似をし始めました。
その姿を見て、ままごとコーナーに
クリーム絞りとクリームに特化した絵本
『ぽとん ケーキ ぱくっ』を用意しました。

絵本に描いてあるクリームにそって
絞る真似をし、
最後のページではケーキが完成します。
「できたよ!」と
伝えるその表情はとてもうれしそうで、
みんなで一緒に食べる真似をして楽しみました。
そして、この経験を実際にやってみたいと思い、
キッチンと連携して、
おやつの時間にクリーム絞りを体験しました。
自分で絞ったココアクリームサンドは
あっというまに完食し、
満足そうな表情を浮かべていました。

子どもたちが絵本を通して
発した言葉で広がったあそびは、
現実の世界と絵本の世界に境目なく、
ありのままに感じて楽しんでいて、
子どもたちの興味や意欲を
たくさん感じることができます。
日課のある生活によって、
人的環境や物的環境を整えることができ、
子どもたちが安心して過ごせるのです。

“安心”の先には、子どもたちの主体性が確立されます。
乳児期に育った芽が
幼児期につながっていくことを願っています。





