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あめのひさんぽ
今年の梅雨入りは例年よりも早く、
長梅雨になりそうですね。
そして、梅雨晴れには
30度を超える真夏日もありました。
そんな気候の変化が大きい
この時期ですが、
子どもたちと一緒に
元気いっぱい過ごしています。
こんにちは。
4・5歳児やまぶき・るり組担任の
杉本愛莉です。
先日、雨の日散歩に行ってきました。
登園時に履いてきた
長靴と自分のカッパが嬉しくて、
その日は朝から
「きょうながぐつはいてきたんだよー!」
「○○ちゃんのカッパはぴんくいろなの!
ままにかってもらったよ!」
…と、たくさんの会話が聞こえてきました。
カッパを着用しているため、
いつもとは全然違って
おはなしが聞き取りにくい状況でしたが、
“イイ耳”で大人の方を見て聞いていました。
そして、いざ出発です。
バディさんと手をつなぎ、
「たのしみだね」
「カタツムリはいるかな?」
「もりのなかにいってみたいな」
…と、ドキドキ・わくわくの
子どもたちでした。
散歩先の新海池公園に着くと、
晴れの日では見つけられないものを
探していきます。
どこがちがうかな?
雨の日にはどんな生き物がいるのかな?
と、じーっと観察します。
「このまえここに
たくさんいたむしがいなくなってるよ!」
「したのほうのはっぱが
なくなってるからむしがたべたんだ!」
…と、新しい発見がいっぱい。
ひとつの場所でも
いろんな発見があるので、
時間が足りないぐらいでした。
たくさんの発見をしながら、
散歩道や森の中を抜けていくと
自然にできた川を見つけます。
それは、晴れの日には
想像できないぐらい立派なものでした。
坂の上には
この日の雨で作られた
池ができていて、
そこから流れていく水の様子が、
子どもたちにとっては
とても興味深いものとなっていました。
「たくさんながれてく〜」
「どんどんながれてくから、
したにもいけがあるんだ!」
…と、実際に流れる様子を見て、
その仕組みを楽しんでいました。
また坂を登りきった場所には
公園自体が大きな池になっていて、
長靴に水が入ることなんて全く気にせずに
走りまわっていました。
こういった雨の日の散歩は、
普段とは違う五感を使い、
子どもにとって楽しみ方が無限大です。
そして、
この経験こそが“豊かな表現力”に
つながっていくのではないかと
考えています。
梅雨は普段なかなかできない体験が
できる絶好の機会です。
安全に気を配りながら、
梅雨だからこその楽しみ方を
していきたいです。