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またひとつおおきくなったよ
2歳児もも組担任の森脇です。
年が明け、もうすぐ
あかね組に進級することを
少しずつ楽しみにし始めている
子どもたち。
先日、来年度に向けて
制服やスモックの試着をしたことで、
ますます期待が膨らんでいる様子です。
また、子どもたちから
「〇〇ちゃんが赤ちゃんの時は〜」
「この前はさ〜昔はさ〜」と
小さかった頃の話を思い出し、
話してくれることが増えました。
大人にとっては、
ついこの間のことだと
思わず笑ってしまいますが、
子どもたちにとっては
「もう赤ちゃんじゃない!」
「お兄ちゃん、お姉ちゃんになった!」
という、強い気持ちの表れを感じます。
子どもたちの思いとともに、
もも組になったばかりの頃の姿を思い出し、
成長を感じることが増えていく毎日です。
以前は、帽子や靴下などの身支度を
「自分でやりたい!でも上手くできない!」
という葛藤から泣けてしまったり、
怒れてしまったりする場面が多くありました。
しかし、
少しずつ自分でできる
喜びを感じ、その喜びから、
次もまた自分でやってみようとしていく中で、
今では大人の手伝いを必要とすることが減り、
あっという間に
「もうできた!」
「一人でできたよ!」と
自信に満ちあふれた表情を
見せてくれています。
ちいさな成功体験を積み重ね、
自己肯定感が育っていくことで、
今は自分で上着を着ること、
自分でファスナーを閉めることへと
次のステップへと進もうとしています。
あそびの中でも指先が
器用になってきたことを感じます。
以前は、アイクリップやヒモ通しの
指先を使うおもちゃでもあそびたいけど
「どうやって?」
「やって」と
大人に頼むことが多かった子どもたち。
アイクリップをひとつずつつなげ、
「ヘビ〜」と
喜ぶのがお決まりになっていた
子どもたちも、今では
「ひこうきつくったよ」
「そうじきだよ」と
自分のイメージしたものを
形にして楽しんでいます。
また、お絵描きでも
「ぶどうかいて」と
大人に描いてもらって
楽しんでいた子どもたちも、
少しずつイメージを形にして丸を描き、
青色のクレヨンで色を塗ってみたり、
「るいさんかいたよ」と
目や口などパーツをかいた似顔絵を
プレゼントしてくれるようになったりと、
描きたいと思うものを形にする
喜びを感じながら楽しんでいます。
もも組で過ごす中で、
生活やあそびのさまざまな場面で
自分でできることが増えていき、
その喜びから自信へとつながり、
「次はこれをやってみよう!」
という思いや、あそびの幅も広がり、
「今日はこうしてみよう!」と
工夫しながらあそびを
楽しんでいることが伝わってきます。
子どもたち一人ひとりの
「こんなにおおきくなったよ」
という思いに寄り添いながら、
残りのもも組での生活を
楽しく過ごしていきたいと思います。
また、今月の懇談会では
保護者の方と一緒に
子どもたちの心と身体が
大きく成長した姿をともに感じて
いけたらと思っていますので、
よろしくお願いいたします。