こととも保育園もりやま

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はじめての七夕会

こんにちは、
もも組担任の桂本です。

梅雨になりましたが、
お日様が顔を出す日が多く、
園庭で泥あそびをおもいっきり
楽しんでいる子どもたち。

溜めた泥水の中に飛び込んだり、
お山やごはんを作って
振る舞ったりと、ダイナミックに、
そして友だちと関わり合いながら
過ごしています。

 

そんな中、先日14日に
七夕会が行われました。
こととも保育園では、
主体的にあそびへと
つなげていけるように
あそびの種をまいています。

今回も子どもたちが
七夕の意味を知って、
興味を持てるように
6月に七夕会を行いました。

もも組は初めての参加で、
会場のるり・やまぶき組の
部屋に行くと
少し不安気な表情に…。

見慣れない風景や
雰囲気に圧倒され、
なかには涙が出てしまう子も。

その時、
お星さまがきらめくような
“ポーン”ときれいな音が。
部屋に置いてあった
“シロフォン”という楽器の音です。

そのきれいな音色に、
泣いていた子も
友だちとおしゃべりしていた子たちも
興味を示し、
会場が静まり返りました。

楽器から奏でられる音に
癒された瞬間でした。

 

そして、
七夕の由来についての
お話を聞きました。

“七夕”と聞いても
まだよくわからない
もも組の子どもたちですが、
その眼差しはとても真剣。

 

七夕についてのブラックシアターでは、
部屋の電気を消すと
驚いて怖がるAちゃん。

すると、
近くにいたBちゃんが
「Bちゃんがいるから大丈夫だよ」と
抱きしめてくれました。

もも組になって、
友だちとの関わりが
さらに増えてきていますが、
友だちの“怖い”“不安”という
気持ちに気付き、
寄り添ってあげたいと
心が動いた姿に、
温かい気持ちになりました。

 

友だちが抱きしめてくれたことで
落ち着いたAちゃんは、
その後は
「きらきら(星)、かわいい!」
「牛さんだー!」など、
立ち上がってしまうほど
ブラックライトシアターを
楽しんでいました。

 

 

ブラックライトシアターが終わり、
部屋が明るくなると、
「お星さまきれいだった!」
「もう一回!」と
自分が感じたことを口々に
伝えてくれる子どもたち。

目をキラキラさせ、
笑みがこぼれている表情に、
子どもたちの中で何か
印象に残ったものがあったのかなと、
演じた側として嬉しく思いました。

七夕に関する〇×クイズでは、
手を挙げて正解を
周りの友だちと喜び合ったり、
ハンドベルの演奏では、
リズムに合わせて身体を揺らし、
演奏している保育者と同じ
手の動きをしたり…。
全クラスが楽しめた会となりました。

 

 

 

初めての七夕会、
泣いている子や保育者から
離れられない姿を見て
「大丈夫かな?」と
心配になりましたが、
最後はみんな笑顔で
終えることができ、
楽しんでもらえたことを
嬉しく思います。

るり組は七夕会後、
今まで遊んできた花紙を使って、
“虹色こいのぼり”を
イメージした衣装や、
一人一人の個性が光った髪型の
織姫様・彦星様などを
作りはじめていました。

 

 

貝が連なってできた長い飾りは、
「あかねちゃん・あおちゃんがいる
中国につながっているかも!?」と
話が膨らんでいます。

今まで体験してきたことが
詰まっている七夕だなと思いました。

ハンドベルにも興味を持ち、
昨年の「おおきくなったねの会」で
経験したるり組は、
やまぶき組にベルの持ち方などを教えて、
一緒に演奏を楽しんでいます。

あかね組も友だち同士で
「どんなお願いをしようか?」と
盛り上がっています。

七夕まであと数週間、
それぞれの思い、
イメージが広がっている七夕。

みんなの願いが叶いますように。

 

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