そらまめって・・・　

こんにちは。
１歳児あさぎぐみの加川です。

ある雨の日のこと・・・
だんだん激しくなる雨を見て、
「あめー！」と言いながら
窓まで近づいていきました。

「あーめーあーめーやんどくれー」
「あしたのばんにーふっとくれー」
と、保育者がわらべうたを歌い始めると、
身体を左右に揺らしながら、
一緒に歌おうとする子どもたち。

まだ上手に歌えませんが、
「（やんどく）れー！」と、
語尾だけを大人の顔を見ながら
歌に合わせて、
一生懸命に歌おうとしている姿が
とても印象的でした。

先日、幼児クラスでは
食育でそら豆の皮むきをしました。

あさぎぐみのみんなにも
そら豆を見せてあげたい！
そんな気持ちになりました。

すると、乳児クラスにも・・・と、
そら豆を分けてくれました。

そこで、野菜の絵本を読み合いました。
いろんな野菜が出てきて、
その野菜の断面まで描いてあります。

ページをめくる度に
知っている野菜が出てくると、
「あっ！あっ！」と言いながら、
指を差していました。

そして、最後にそら豆が出てきました。
“そら豆”という単語すら
初めて聞くかもしれません。

先ほどまでの反応とは違い、
しーんとしていました(笑)

さあ、いよいよそら豆の登場です。
“こどもたちはどんな反応をするのかな？“と
楽しみな気持ちで、
そら豆をみんなの前に出しました。

すると「？？？」な表情をした子どもたち。
「これがそら豆って言うお野菜だよ」
「・・・」。

しかし、興味はあるようで・・・
手で持ったり、つまんだり。

そこで、そら豆の皮をむいて
感触を確かめることに！

保育者が皮をめくる姿をじいっと見つめ、
中を開くと、興味津々な様子で
近づいてきました。

フワフワした綿の部分を
指でチョンと触ったり、
そら豆を１粒持ったり、
匂いを嗅いだり・・・。

そら豆でさまざまな
五感を刺激していました。

食べることが大好きなあさぎぐみさん。
“自分たちの食べているものは
なんだろう？”と興味を持つこと、
実際に食材に触れ、匂いや色など、
五感を使って知ることを大切にしながら、
食事楽しめるように
過ごしていきたいと思います。