こととも保育園もりやま

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あそびを通して

こんにちは。
3歳児あかね組担任の森脇です。

先月の運動会では
少しの緊張もありながら、
たくましい姿を見せてくれた
子どもたち。

顔つきもひと回り
大きくなったように感じています。
子どもたち自身も
幼児クラスで過ごす生活にも
すっかり慣れてきた様子で、
るり・やまぶき組の
お兄さん、お姉さんから
さまざまな刺激をもらいながら、
毎日を元気いっぱいに過ごしています。

今月に入り、
子どもたちが楽しみにしていた
ドングリを拾いに
新海池公園へ散歩に出かけました。

その日は、前日の雨で
森の中は土が湿っていたので、
次々に見つかる
いっぱいのカタツムリ!

子どもたちは
「でんでんむーしむし」
「どんぐりころころ」と歌いながら、
ドングリ拾いとカタツムリ捕りに夢中に!

ドングリをいっぱい拾っている中、
「リスさんが来たらどうする?」
「リスさんの食べるドングリ
なくなっちゃったらどうする?」と
子どもたちお得意の
“〇〇したらどうする”の会話で
盛り上がったり、
落ち葉をどかして
「ドングリ見ーつけたー!」
「も〜、どうしてこんなところに
隠れてたんだろう」と
ドングリとのかくれんぼを楽しんだり、
言葉の一つ一つがかわいい子どもたち(笑)

散歩バッグに
自分のお気に入りをいっぱい入れ、
保護者の方がお土産を
楽しみにしているだろうと
ワクワクしながら持ち帰ってきました。

 

また、散歩の楽しみは
もちろん公園の遊具!

「この前、。遠足で行ったよね?!」
「ここママ(パパ)と来たことあるー!」と
大興奮の子どもたち。

“ぼく(わたし)の方が
るいさんより知ってるよ!”と
いった様子で、
「ここから登るんだよ」
「こっちからも行けるんだよ」と登って
滑って教えてくれたり、
あちらこちらから
「やっほー!」「こっちだよー」と
楽しい声が聞こえたりと、
キラキラした笑顔を見せながら
夢中であそんでいました。

そんな中、友だち同士で
「先に行っていいよ」と順番を譲り合い、
自分だけでなく相手を思って気遣う姿。
友だちから「ここ持つといいよ」など、
優しくアドバイスをしてもらうことで
最後まで降りずにできた時の
“やったー”という満足した表情。

帰りには、保護者の方に
「〇〇ちゃんと一緒に滑り台したんだよ」
「一人でできたんだよ」と
嬉しそうに報告する姿に子どもたち
一人ひとりの楽しかった!
自信になった!を
感じることができました。

園庭では大型遊具のない
広々とした中で想像や創造をこらし、
興味や関心を広げ子どもたち自身が
あそびを見つけ出して
あそんでいます。

公園では季節の移り変わりを感じ、
芝生の斜面をかけ登り、
森の中に足を踏み込むことで
身近な自然環境の豊かさに気付き、
さまざまな経験を積み重ねています。

そして、大型の遊具であそぶことで、
身体を動かすだけでなく、
考える力や体力、
バランス感覚をも育んでいます。

一人ひとりの日々のあそびの中に、
この時期に必要な運動能力を
伸ばすことも大切にしていきたいと思います。

心も身体もまた一つ大きくなり、
気付けばすっかりお兄さん、お姉さんに
成長している子どもたち。

まだまだ自分中心な場面も多く、
賑やかなあかね組の
子どもたちですが、
幼児クラスになってこの半年、
集団生活やあそびの中の
さまざまな体験を通して
思いやりの心も少しずつ
育まれていることを感じます

あそびを通して
友だちとの関わりが深まった分、
ぶつかり合うこともありますが、
その中で自分の気持ちを伝えたり、
相手の思いに耳を傾けたりと、
経験を積み重ね、
さらに成長していってほしいと思います。

また、秋から冬へと
変わる季節を感じながら、
まだまだ続くはじめての経験を
一緒に楽しみたいと思います。

 

 

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