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同じ目線で
こんにちは。
もえぎ組担任の田畑です。
雪が降るなど寒い日が続きますが、
元気いっぱいの子どもたち。
この1月からもえぎ組も
お散歩へ行きはじめました。
まだ乗りなれない散歩車にドキドキ。
はじめこそ散歩車の縁につかまって
外の景色を眺めるので精いっぱいでしたが、
車や鳥など自分の知っているものを
見つけると目がキラキラ。
「ぶーぶ」に「ちゅんちゅん」、
「あっ!」と指さして
嬉しそうなみんなです。
目的地の新海池公園に着くと
池を指して
「うみ!」という声が聞こえました。
きっと子どもの目には大きく映り、
見たことのある海と
記憶が結びついたようです。
思わずその子の見ている世界が
気になって目線を下げ、
一緒に新海池を眺め
「海みたいだね。大きいね」と
2人でにっこり。
子どもの目線は世界が違って見えると
改めて新鮮な気持ちになりました。
そんな体験は普段の遊びの中でもやってきます。
音が鳴るおもちゃ(ベビーキューブ)が
気に入って、
よく振って音を楽しんでいたので
容器にお米を入れた
手作りおもちゃを作ると
思った通り振って遊ぶみんな。
「いい音するね」と
やさしいお米の音を感じあいました。
しかし、しばらく日にちが経つと
そのおもちゃがおままごとを好きな子は
調味料や飲み物にして
見立てが始まりました。
また、積み木が好きな子は
器用に高く積み始めることに
チャレンジしていました。
今までの経験や見てきたもので、
おもちゃひとつとっても
見え方あそび方が変わると驚きました。
大人になるとつい
「これはこういうもの」と
決まった見方になりがちですが、
もえぎのみんなと過ごしていると
いろんな発見があっておもしろいです。
そして、色々な世界につなげていく
想像力が膨れ上がっていると
成長を感じました。
子どもたちと同じ目線に立って楽しいもの、
興味があるものを一緒に見つけていき、
子どもたちのつぶやき・表情から
あそびの世界を広げていけるような
環境づくりをしていきたいと思います。