こととも保育園もりやま

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安全のかたち~防災アップデート~

虫眼の子どもたちが
見つけてくる虫が、
ショウリョウバッタやキリギリスに
変わってきました。

夏のなごりを感じながらも、
秋の訪れによる
自然の変化を楽しんでいます。

主任の河合です。

そんなかわいい子どもたちを
あらゆる場面から守っていこうと、
『トライハートなごや』さんを
お迎えして、
防災・救急救命から見た
『安全のかたち』を見直しています。

まず、想定する災害は
南海トラフ地震。

先日、保護者の方のご協力のもと
『引き渡し訓練』が終わりました。

災害時の情報の提供方法は
いろいろありますが、
今回は
『災害用伝言ダイヤル171』の
伝言を聞いて、
実際のイメージをつかんでいただきました。

有事の時の書類も見直していただき、
もしもの時の備えができました。
ご理解・ご協力をありがとうございました。

この書類を活用して、
安心安全に引き渡しができるように、
職員だけの災害シュミレーション訓練を
しています。

『本部・防火・情報・引き渡し・救護』の
担当を中心に、
人的物的な環境と流れを整え、
被害・混乱を最小限に
留めていきたいと思っています。

救急救命講習も毎年受け、
心肺蘇生・AED・ポケットマスクを
落ち着いて使えるよう、
日常の万が一にも備えています。

毎月の避難訓練では
「地震です」「火事です」の
言葉が聴こえると
大人のそばに集まり、
話を一生懸命聴こうとします。

「おはしも」を合言葉に、
落ち着いて避難!

地震から身を守るためには、
ウサギさんになって
周りをキョロキョロ。

安全な場所を見つけたら
ネズミさんのように早く避難。

そして、
カメさんのポーズで身を守ります。

この時に首の後ろを
手で覆うことがポイント!
首の後ろには様々な神経が
通っているので、大切ですね。

地震の避難時には
防災頭巾も被って…。

「上から物がおちてこないかな~?」

自分で身支度や移動ができない乳児さんは、
職員が協力しておんぶやだっこで避難。

「一緒にいるからね」などの
安心する言葉とともに、
非常階段を移動していきます。

安全に抱っこができるように
『二人用キャリー』も導入。

ふだんから使って、
避難時に子どもも大人もスムーズに
使えるように備えています。

今月は保育園も防災月間。

避難時に持ち出す防災グッズを見た
るり・やまぶきさん。

たくさんの荷物は
命をつなぐためのもの。

そして、火事の時には
有毒なガスを吸わないように
「お口を隠していくんだよね!」と、
確認もしました。

月末には幼児クラスが
災害用のごはんをいただきます。

アルファ米に水を入れて
しばらくおくと食べられます。

目の前で調理してもらい、
「非常食ってどんなもの?」を
知って食べてみて、
いざという時も
戸惑うことのないように
したいと思います。

日常で安心安全に
過ごすことはもちろんですが、
あらゆる災害・時間帯・
ケース(乳幼児突然死症候群・不審者等)を
想定して訓練を行い、
子どもたちが
安心できる環境を見直しながら、
準備していきたいと思います。

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