2021/08/20

毎年恒例「夏野菜ピザ作り」

こんにちは、
管理栄養士のみつえです。

天候不順な毎日が続き、
夏の日差しが恋しい今日この頃です。

少し前になりますが、
毎年恒例の夏野菜ピザを
るり・やまぶき・あかねぐみで
作りました。

今年は園庭で育てた夏野菜が豊作で、
７月初旬から約１ヶ月以上の間、
その日のお当番さんが収獲しては、
「今日はミニトマト２０個と、
なす１個と、ピーマン２個とれたよ」
などと、毎朝誇らしげな顔で
キッチンへ届けてくれました。

しばらくすると
「ピザ作りはいつやるの～？」と言う声が。

そうです！
毎年のお楽しみを子どもたちは
ちゃんと覚えているんですね。

ピザ作り当日の朝、
るりぐみの子どもたちたっての希望で
挑戦して植えたとうもろこしを
初収穫しました。

ドキドキしながら皮をむき、
中からきれい並んだ粒がみえると
「わー！とうもろこしだ」と歓声があがり、
そばにいたやまぶきさんや職員も
「すごいねー」と一緒になって
大喜びしました。

そして、いよいよピザ作りです。
餃子の皮に、特製のピザソースをぬり、
具材（とうもろこし・トマト・
ピーマン・なす・チーズ）は
自分のお好みでのせていきます。

普段苦手な野菜も勢いよく
どんどんのせる子もいれば、
じっくり考えて少しだけにする子と、
それぞれの個性があらわれる
楽しい場面です。

キッチンスタッフがホットプレートで
焼き上げる間、
部屋中に広がる香ばしい匂いに、
子どもたちの期待がふくらみます。

そして焼き上がったピザを
ふーふーと冷まし夢中で食べながら、
「おいしいね！」
「カリッと焼けているね」
「いい音が聞こえるー」など、
まわりの友だち同士で、
美味しさを分かち合う姿が
見られました。

あかねぐみさんは楽しみにしていた
初めてのクッキングです。

朝から「いつエプロンつけるの？」と、
かわいい質問をうけました。

お昼寝から起きて、
真新しいエプロンと三角巾と
マスクをつけ、準備万端。

キッチンスタッフと一緒に、
すこし緊張しながら
一生懸命に作っていました。

そして翌日、
あかねぐみさんの部屋からは
「ピザつくりたーい」とにぎやかな声が。
しばらくしてのぞきに行くと、
早速、自分たちでピザ作りを
始めていました！

「わたしピーマンもなすもいっぱいのせる」
「ぼくはチーズたくさんがいい」
「ホットプレートつくらなきゃ」（笑）

終始真剣な表情だった
前日とはまた違って、
全部を自分たちで作り上げていく
喜びを味わい、
楽しんでいる姿がありました。

細かいところまで再現されていて、
出来上がったピザも美味しそうです。

自分たちで食物を育て収穫し、
調理して味わうことの感動や喜び・・・。
歳を追うごとに子どもたちの中に
しっかりと刻まれていくように感じます。

来年の夏もまた
「ピザ作りたい！」という
元気な声が聞こえてきそうです。