こととも保育園もりやま

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園内紹介

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絵本から広がるあそび

登降園時、
「あーっ、暑い」と
毎日のように
保護者の方々からの声を
耳にします。

8月を迎え35度を超える猛暑の中、
暑さに負けず
元気な子どもたちと一緒に
楽しく過ごしています。

2歳児もも組担任の前島です。

今年は例年よりも梅雨が長く
雨の日が多かったです。

お部屋にある
絵本『コッコさんとあめふり』の中で、
毎日雨が降るので
コッコさんが
てるてる坊主を作り、
「晴れますように♪」と、
唱えながらお願いするシーンがあります。

その歌が大好きな子どもたちは、
保育者が絵本を読んでいると
待っていたかのように歌い始めます。

そこで、
「てるてる坊主を作ると喜ぶかな」と思い、
一緒に作り、
「てるてる坊主てる坊主、あした天気にしてください♪」と
雨降りの日には歌いながら
お願いしてました。

すると雨が止むこともあり、
子どもたちは「ありがとー☺ 」と
お部屋につるしたてるてる坊主に
ジャンプして喜びを表現してました。

実際にお願いが叶った時の
子どもたちの顔は
とっても良い笑顔で、
天気の移り変わりにも
興味を示した絵本でした。

自分の作ったてるてる坊主に
”コッコちゃん”と名付けて
毎日大切にしている姿もあり、
微笑ましく思いました。

保育園ではわらべうたを
子どもたちと一緒に楽しんでいます。
『せんべ せんべ やけた』の絵本に
囲炉裏で
おせんべいやおにぎり、
だんご等を
わらべうたに合わせて
焼くシーンがあります。

そこで
囲炉裏に見立てた物や食材を準備しました。

絵本を読んでいると
おままごとコーナーから
食材を持って来たり、
見終わると
早速、歌いながら
焼いて楽しむ子どもたちでした。

すると
「お芋は?」「せんべは?」と
絵本に出てくる食材の中で、
ないものがあることに
気づいた子がいたので、
「作ってみる?」と
保育者が問いかけると、
「うん、作る~」と。

上手に指先を使い、
折り紙をビリビリ。
のりでぺったん。
全員ではなく、
やりたい子だけで作りました。

囲炉裏の網を触ると
「あちっ!」と言いながら
本格的です。

網の中央に
だんごを置いている子がいると、
「木(串)が燃えちゃうよ」と
教えてあげているお友だちもいました。

また、絵本を読み終え、
保育者が歌いながら
両手をあわせ
ひっくり返していると、
子どもたちはまねっこしたり、
友だちと手を取り合ったりして
手あそびも楽しみました。  

                   

絵本は読み合うだけではなく、
新たな子どもたちの表情が見えたり、
あそびが広がったり、
友だちとの関わりが増えます。

これからも
子どもたちと絵本の世界へ入り、
楽しみたいと思います。

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