自然の恵み
こんにちは。
そら組の補助をさせて
いただいている
和恵です。
まだ雪が舞って寒い日もありますが、
お昼ごはんに菜の花の和え物が出たり
窓際の陽射しがぽかぽかしていたり、
少しずつ春を感じている日々です。
そらぐみには
あつこさんが集めてきた流木が
たくさんあります。
流木に紙やすりをかけ、
優しい肌触りにしてからみつろうで磨くと、
つやが出ます。
どこにも同じものがない
世界にひとつつだけの、
自然の恵みのおもちゃです。
こびとさんを乗せる船にしたり、
紐を付けてぶらんこやすべり台にして
こびとさんを乗せてみたり、
子どもたちの遊びの想像力は無限大です。
そらぐみの子どもたちは、
お散歩が大好き。
この日は新海池の池に
氷が張っていました。
氷を触ってみたり、
太陽の光に当ててキラキラさせたり、
氷のかけらの上に乗って滑ってみたり、
氷を池に落として
どこまで滑るかを楽しんだり…。
そらぐみの子どもたちは
自然の中で遊ぶことが大好き。
氷を見つけた時のわくわくした気持ち。
笑顔がたくさんあふれた時間は忘れられません。
あれから少しずつ春が近づいて
温かくなってきたのか、
氷が張っている日がなく、
子どもたちは
「もう一度氷を見たいなぁ」と
言いながらお散歩をしています。
そらぐみの窓から見える木に
みかんがなりました。
小さくてまだみどり色だった
みかんを見ながら、
「大きくなったら何になるのかな?」
「メロンになるのかな?」
そんな可愛い話しをしながら、
みかんの生長を何ヵ月も
見守ってきた子どもたち。
「色がかわってきたよ」
「もうすぐ食べれる?」
きれいなオレンジ色になり、
いよいよ収穫の日です。
自分たちでみかんとお砂糖を入れて、
みかんシロップを作りました。
「早くみんなでそろってのみたいね」
子どもたちの思いは、
私たちの切実な願いでもあります。
早くコロナが落ち着いて
みんなでこのみかんシロップを飲める日が
来ることを楽しみにしています。
そらぐみは卒園まで、
あと1ヶ月半ほどになりました。
子どもたちとの一日一日を大切にしながら、
これからもそばで寄り添い、
一緒に過ごさせていただきます。