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遠足〜あきをみつけにいこう!〜
木々が色づきはじめ、
秋らしい爽やかな気候となりました。
そんな中、幼児クラスでは
新海池公園に遠足に行ってきました。
こんにちは。
やまぶき・るり組担任の杉本です。
その日は、登園してくると
「ちゃんとお弁当持ってきたよ」
「わたしのお弁当なにが入ってると思う?」と
お弁当の話でいっぱい。
「早く食べたいな〜」
「どこで食べるの?」なんて
気が早くなってしまう子も…。
それだけ子どもたちにとって
“保護者の方が作ってくれた
お弁当を持って出かける”
“戸外で友だちと一緒に食べる”
ということは楽しみなことなんですね。
そして、いざ出発!
公園に着くと、
なにかが木に引っかかっています。
「あれなんだろう、凧かな?」
「危ないものかもしれないよ」と
子どもたちもドキドキ・ソワソワ。
大人が確認しに行くと、
そこには赤・青・黄の封筒が
ぶら下がっていて、
それぞれにミッションカードや
子どもたちの名前が記載されている
シールカードが入っていました。
「クラスごとの色だね」
「でも、シールカードの紐の色が違うよ」
「紐の色で分かれるんじゃない?」と
子どもたちの中で話し合い、
紐の色で分かれて、
縦割りのグループでミッションを
遂行することになりました。
毎日の園生活でも、
すべてを大人が決めてしまうのではなく、
子どもの意見を尊重しながら、
一緒にひとつのものを創りあげているので、
“自分の思いを相手に伝える”といった
日々の積み重ねが
遠足にもつながったように感じる場面でした。
そして、各グループで
ミッションカードに貼られた
写真がどこなのかを、
るり組(年長)中心に考え、
あかね組(年少)とやまぶき組(年中)を
引っ張っていってくれる姿は
とてもたくましかったです。
ミッションをクリアしていくと、
最後には
《みんなでべんとうをたべよう》の文字が。
子どもたちは封筒があった場所に戻ろう!と、
高鳴る気持ちを抑えて戻ります。
いろいろな方向から
各グループが集まってきて、
「ミッションクリアできた?」
「シール3つ集まったよ!」と
友だちが集合してくるごとに
喜びと興奮を分かち合っていました。
そして待ちに待った昼食の時間は、
どこにシートを敷こうか迷いながらも、
早くお弁当を開けたい気持ちでいっぱいでした。
保護者の方が作ってくれたお弁当を
友だちと味わいながら
楽しく食べることができました。
異年齢でのグループ行動でしたが、
年下の子は年上の子を見て、
積極的に真似て“近づきたい”と思い、
向上心が芽生えていたように感じます。
また、年上の子に
優しく接してもらうことで、
自分が年上児になった時に
思いやりの気持ちを持って
接することができてきます。
こうした子ども同士の自然な関わりで、
コミュニケーション能力が高まり、
縦のつながりができていくよう
毎日を過ごしていきます。