こととも保育園もりやま

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おおきくなったねの会

寒さが身に染みる季節です。
そんな中でもしかやまの子ども達は
元気いっぱい遊んで、
おいしい園の食事を食べ、
たくさん笑って免疫力を上げているので
感染症をよせつけません。

 

こんにちは、園長の金石です。

 

先日「おおきくなったねの会」という
行事がありました。

以前は「生活発表会」という名前でした。
「発表会」という名前がつくと
何か肩肘を張っているような
気がしていたので、
今年の行事予定表の名前から
こちらに変更しました。

 

保護者の方と
「おおきくなったなぁ」と感じられる
ひと時であるように思いを込めています。

 

 

 

本当は行事ではなく、
毎日の中に「おおきくなったなぁ」はあります。

 

劇ひとつとっても、
学芸会のようにセリフを覚えて
きっちりやるイメージよりも
私たちが子ども達に育ってほしいのは・・・

 

主体的に自分たちで
お話の内容や衣装を考えたり、
小道具を作ったりと
劇を一部の子どもや保育士が
作り上げるのではなく、
みんなで作り上げるところに
価値があります。

 

そのため、
行事当日までの過程が大切であり、
意義があるので、
私たちもそこをどうやって
保護者の方に発信するかが課題です。

 

担任もドキュメンテーションを作成し、
毎日の連絡ボードの写真で伝えていますが、
全ては当日の楽しみに取っておき、
ワクワクを伝えようと必死でした。

 

「ローマは1日してならず」同様、
「おおきくなったねの会は、
1日してならず」が伝わったかな?

 

 

3歳児は「十三匹のがらがらどん」。
いつも園庭にある1本橋が好きで
絵を描いてトロルに見立てて
キャーキャー言って遊んでいる姿を
そのまま行事の当日は保護者の方と
楽しめればと思っていました。

 

何か特別なことというよりは、
いつもの遊び「めのまどあけろ」や
「あっちゃんあがつく」を
がらがらどんになって楽しみました。

 

ちょっとした遊びの中に、
トロルの絵を描いたり、
ヤギのかわいいポーズを考えるなど
3歳児らしい主体性を見せてくれました。

 

 

4・5歳児は「和太鼓」「ハンドベル」
「ブレーメンのおんがくたい」。
劇のお話・衣装・小道具・背景、看板など
自分たちで作り上げていきました。

 

最後のリハーサルも終わった数日後のこと。

4・5歳児クラスでお互いに
1コマずつ観あっては
感想を話す機会を作っていました。

 

それが、とてもすばらしい!

 

友だちの演技を必死で観て、
「かっこよかったよ」
「おしりをむけるとみれないよ」
「声がきこえた」

 

お互いを認め合って、
より良いものにしようという気持ちが
伝わってきました。

 

 

 

乳児期は育児担当保育の中で
自己肯定感を育み、
毎日同じ日課の流れで
大人の指示のもとではなく
自分で考えて選択していく力をつけていきます。

そして、幼児期では
乳児期で育んできた土壌に
主体性をつけていき、
就学後に自分の気持ちを口頭で伝え、
今までの経験をもとに
あきらめずにやりきる力が
一つの行事を通して培っていくと思います。

 

最後に・・・
しかやまは保育士もキッチンも
みんなで子ども達の成長を喜びあっています。

行事の終わりには、
がんばった子ども達に
キッチンチームが心を込めて作ってくれた
「眺めてよし!食べてよし」の
お土産がありました。

 

 

私たち職員も
緊張する行事ではありますが、
保護者の方の和やかな雰囲気の中で
無事に終えることができました。

保護者の方とともに手を取り合って
子ども達の成長を喜びあえることに
感謝しています。

ありがとうございました。

 

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