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おばけのかき氷屋さんへどぉぞ ~思いを共有して協力へ~
夏祭りも終わり、
朝晩少しずつ涼しくなりました。
それでも、日中は汗をかきかき、
興味あるあそびに夢中の
子どもたちです。
主任の河合です。
こととも保育園は今、
空前のおばけブームです。
絵本に登場のろくろっくびが
とてもお気に入りのもも組さん。
それでは…とお部屋の天井に登場!
いったんもめんや傘おばけまで、
みんなで顔を描いたり形をつくって
おばけのお部屋になりました。
子どもたちがやってみたいと言ったことは、
ちょっと枠を広げてみることで、
あそびがどんどん広がっていきます。
そして、時期を同じくして
るり組さんでもおばけの話が
もちきりに!
『おばけ屋敷』のワードが聞こえると、
それを聞き逃さない担任は
すぐに黒いビニール袋を準備。
子どもの声を聞き取って、
行動を観察して、
どう遊びにつなげていくか…を
いつも考えているからです。
「何かに使えるかな?」
「おばけ屋敷つくりたい!」
「い~ね!」
でも、やっていくうちに
ちょっと不便さが…。
「だったらこういうのはどう?」と、
担任が素材や場所の提案をしました。
すると、
「もっと楽しくなる!」に気付いて、
巨大なお化け屋敷が
着々と建設されました。
ちょうちんおばけに創造のおばけ…。
自分もおばけに変身しちゃうよ、
どんなおばけにしようかな~?
ちょうどかき氷パーティーもあるので、
今年はおばけ屋敷とコラボして
『おばけのかき氷屋さん』にする?…
何やら楽しくなる雰囲気が
園内にただよってきました。
前日、るり組さんは、
かき氷パーティーの招待状を
各クラスに配りました。
「え!?おばけ屋敷もあるの?」と
ちょっと面食らった小さい組さん。
でも、今、興味が弾けている
しかやまのみんなにとって、
こんなに楽しい
アドベンチャーワールドはありません!
さぁ、お店がオープン!
おばけスタッフのるり組さんは
年下のともだちの手をそっととり、
「かけるの(シロップ)はなにがいい?」
「トッピングはなにがすき?」
優しいおばけさんです。
食べ終わると
「チョットこわいかもですが…」
「こちらへどぉぞ~」
ミイラのように包帯を巻いた
ロボットカミィがお出迎えのおばけ屋敷は、
吊るされたおばけがいっぱい…。
おばけなんてないさ♪おばけなんてうそさ♪
『おばけのかき氷屋さん』を
オープンしようと一生懸命だったるり組さん。
うたいながら、想像したり創造したり…。
でも、ちょうどお盆を挟み、
お休みの子も…。
「わたしは5にちもおやすみなんだよ」
「じゃあ、ぼくが看板をかいておくね」
「またきたらメニューかくね」
何が必要で誰が作るか、
お休みの子もいるけど
みんなで協力して
一つのものを作るには
どうしたらよいのか…。
周囲の友だちと相談しながら、
自分たちで試行錯誤を
重ねていたんですね。
「自分たちで役割分担を決めていたんですよ」
など、オープンまでの秘話を
担任からたくさん聞きました。
思いを共有して
協力へつなげていくことの
楽しさを存分に味わって、
またひとつ大きくなったことを
実感した夏。
とても頼もしいです。