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つながる ひろがる 〜七夕・プラネタリウムを通して〜
こんにちは。
4、5歳児やまぶき、るり組
担任の西田です。
今年度は七夕会を早めに行い、
七夕当日まで関心を深めながら
過ごしていきました。
おはながみやオーロラ折り紙、
はさみやのり、セロハンテープを使って、
織姫彦星や貝殻つなぎ、
くす玉等楽しみながら製作。
おはながみは以前から
たくさんあそんできた素材で、
お花を作るのはもちろん、
細くして三つ編みし髪の毛に付けたり、
もっと細くして紐状にし、
リボンにしたりという経験が生かされ、
一人ひとりの個性が光る
かわいい織姫彦星が出来上がりました。
日頃からはさみやセロハンテープ等、
自由に使っていることも生かされます。
るり組が製作し飾ると、
それを見たやまぶき組が
「作ってみたい」と意欲を見せ、
作り方を教えてあげる姿が
たくさん見られました。
七夕会で見たハンドベルにも興味を持ち、
七夕の曲に挑戦します。
昨年、発表会でハンドベルに挑戦した
るり組が中心となり、
持ち方や鳴らし方を伝えていましたが、
そのうちやまぶき組だけでも
友だち同士で声を掛け合ってできるようになり、
七夕当日には、
やりたい子たちがグループを作って、
クラスの友だちの前で披露してくれました。
毎日砂場では泥あそびを楽しんでいますが、
七夕の日は、
絵本「たなばたプールびらき」
(中川ひろたか文、童心社)に見立て、
砂場をプールにしてみんなで飛び込み、
プールあそびを楽しみました。
もちろん、絵本と同じように
準備体操も忘れません。
絵本を知っているからこそ、
泥あそびを十分楽しむことができたと思います。
七夕前日はるり組初めてのお出掛け、
プラネタリウムに行きました。
数日前から日程を確認し、
それを書き写して楽しみにする子もいましたが、
園に帰るとすぐ、ラキューで科学館や
ジャンボタクシー、噴水等、
見てきたものを作り出す子もいました。
積み木の建物も大きくし、
プラネタリウムにしようと計画中。
星空も協力して作り始めました。
そこで出てきた言葉は
「やまぶきさんに見せてあげよう!!」。
プラネタリウムに行っていない
やまぶきさんにも楽しかった思い出を
伝えたいと考えたのです。
このように、一人ひとり
興味を持つものは違いますが、
七夕という行事でつながっています。
同じ学年のお友だちとのつながりもあれば、
異年齢のお友だち、バディさんとの
つながりもあります。
仲間がいるからこそつながり、
広がっていけるのです。
様々な行事がありますが、
そのためだけではなく、
いろいろな素材に触れ、
いろいろな経験を積んだからこその
発想や技術があります。
そして、
共に思い合う仲間の存在は大きいです。
つながる、ひろがるあそびの展開を
充実できるよう、
日々子どもたちの思いに寄り添い、
環境作りをしていきたいと思います。