かお かお どんな顔しているのかな
一年でいちばん寒い季節となりました。
寒かった外からの登園時、
鼻を赤くしてきた子も、
笑顔いっぱい自分でお部屋に入って来て
あそび始めています。
0歳児もえぎぐみ担任の荒川です。
絵本ラックを指さし、
読んでほしいと伝えてくれる
『かお かお どんなかお』の絵本。
手に取ると、
いつものように膝にちょこんと座って
一緒に読み合いますが、
決まって次第に数人集まってきます。

読み進めると「うれしい かお」の頁で、
にーっと満面の笑み。
「ないた かお」の頁で目を細めて泣いた顔。
それぞれ絵で描かれたのと
同じ表情をして見せてくれます。
絵本の中の話を聞いているだけでなく、
実際の自分たちに照らし合わせて、
その場で表現して見せてくれる子どもたち。
「おこった かお」の頁では、
口をとんがらせて(怖くないけど…)
怒って見せてくれたり、
「ねむった かお」の頁では、
目を閉じて見せてくれたりしながら、
知っている生活の場面を思い出して、
楽しそうにきゃっきゃと笑って読み合っています。

普段の生活の中でも、
友だちの表情をよく見ています。
ある時、キッチンコーナーで
二人の子があそんでいました。
片方の子がコップを2つ持っていたのですが、
もう一人の子はコップが見当たらず、
その目の前で「欲しいな~」という表情で
眉をひそめていました。
すると、2つ持っていた方の子が
じーっと顔をながめた後に、
持っていた中の1つを手渡してあげました。
受け取った子はうれしくて、
思わずにっこり。
そして、笑ってくれたことがうれしかったようで、
渡してあげた子もにっこり。


戸外へ出かけるのにも、
まずはお茶をどこで飲むのか。
次に帽子と上着を身につけるためには
どうするのか…を、もう知っています。
いつも目を合わせて
大人にしてもらってきたことを、
表情を見て感じて、
自分でもやってみたくなってきた子もいます。
「見ててね、やってみるからね」という表情で
一生懸命チャレンジします。

もえぎぐみが少しずつ入園して、
今では7人の仲間で過ごす部屋となりました。
毎日顔を合わせ過ごす中で名前を言うと、
どの子のことか互いにわかっています。
楽しいことをしていると、
”一緒に楽しもう”と近づき、
同じことをして顔を合わせて笑い合っています。
互いに真似し合って成長している子どもたち。
「たのしい かお」「こまった かお」
「あまい かお」「ねむたい かお」「うれしい かお」。
”友だちがどんな顔をしているのかな?”
と感じ合いながら、
いろいろな気持ちをたくさん出し合って、
一緒に大きくなっていけたらいいなと思っています。





